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近年、フリーターやニートの若者が増加する傾向にあります。また、七五三現象といわれるように、就職したにもかかわらず入社後3年以内に離職する割合が中学卒7割、高校卒5割、大学卒3割強となっております。昨今の若者には自立の遅れや職業観・就労意識の希薄化・多様化が指摘されております。
インターンシップは、生徒・学生が社会や企業の実情を知ることで、自らの適性や適職を考える絶好の機会となり、職業観・就労意識を醸成する有効な方法のひとつとして、企業、学校関係者から大きな注目を集めております。すでにインターンシップに参加した生徒・学生には、就職に際しての意識や行動に変化が現れるなど大きな成果がみうけられるところです。
福岡県経営者協会は平成13年から、インターンシップの普及・拡大に向けて活動を行い、毎年受入れ企業、派遣学校、参加学生数が着実に伸びております。平成18年度からは、福岡労働局の委託事業として、インターンシップ
事業に取り組んでおりますが、これからも全国の経営者協会とのネットワークを大事にしながら、一段と質の高いインターンシップの実現に向けて活動を行っていきたいと考えております。 |